過去ログ - 永い後日談の艦隊これくしょん【安価とコンマ】
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35: ◆VhN59e5MQLj4[saga]
2014/10/06(月) 22:50:30.16 ID:6Y/Bl0fX0
目についた記事は、【提督】が着任した当初、初めて編成された六隻艦隊のメンバーについての記事だった。
添えられた写真には、今と少し装備は違うが、自分と、白い軍服の提督、それから頭の上にふわふわと浮く輪っかを乗せた―ー

天龍「【龍田】………」

そうだ、なぜ、彼女のことを忘れていたのだろうか。
同型艦で、相棒で、大切な姉妹の彼女のことを。

天龍「あ…、おい、【龍田】は鎮守府に来てねぇのかよ!?」
7.7o「わたしが起きてからは来てないですねー」
天龍「じゃあ、探しにいかねぇと…」
7.7o「でも天龍ちゃん、鎮守府についたじゃないですかー、きっと龍田ちゃんもすぐ鎮守府来ますって!
    それに、龍田ちゃんが来た時のためにも、もうちょっと設備整えといたほうがいいと思います」

そうだろうか。
確かに龍田はしっかりしていたから、大丈夫かもしれないが。
それに、彼女がアンデッド化しているとも限らない。
いくら自分がアンデッド化しているとはいえ、彼女も同じことになっているとは限らないのだと自分を落ち着かせる。

彼女との思い出をたどるためにも、もう一度写真に目を落とした。


記憶のカケラ【姉妹】を取得しました。


下4まで、写真に写っている艦娘指定。


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