550:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/10(水) 11:45:23.90 ID:qo7APlc8O
村から少し離れた平原
ブンッ!ブンッッ!
「ふっ…!ふっ…!」
(もっと…速く…スムーズに…)
ババッ!
ズバッッ!!
男「…ふーっ…」
男(……ダメだな……遅過ぎるし、太刀筋がぶれまくってる……)
男(茶髪さんは…こんなじゃなかった…)
茶髪たちと別れたあとの道中、男は痛感していた。
自分の実力が不足していることを。
幾度か戦闘があったが、日本刀を扱うことが出来ず、武闘家と魔法使いの2人で終わることもあった。
2人に申し訳ない、という気持ちがわいてきているのと、茶髪の剣術に影響されたことが合間って、空きの時間はなるべく修行するようにしている。
男「よしっ、次は魔法の練習だ」
男(魔法使いに教わった瞑想のやり方で、と…)ガリガリガリ
男「…こんなもんかな」
男「……ふーー……」
男(まずは……風の精霊にこっちから問いかける…)
男(…そして…返事を待つ…)
男(……研ぎ澄ますんだ……耳を傾けろ……)
男(…最後…)
男(現実に……行使する!)
男「はぁぁあ!!」カァッ
シーーン……
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