836: ◆EhtsT9zeko[saga]
2015/11/07(土) 13:52:33.40 ID:wlHWTXrso
「うん。特務隊が一緒にここに来ていたって言うんなら、もしかしたらそっちを覚えてる人はいるかもしれない。
あいつら、出自を隠すためにマントやらを厚手に着込んでるし、王家の紋章の刺繍を付けてるはずだから、竜娘ちゃんのお母さんよりも、目にしたら記憶には残ると思うんだ」
なるほど、と私は思った。
あの作戦指示書と言うとおりに特務隊が動いていたんなら、その人たちを探せば自然と竜娘ちゃんのお母さんに繋がる手がかりも得られるかもしれない。
「どちらにしても、まずは聞き込みをするところから始めないといけませんね…」
そう言う竜娘ちゃんに、大尉さんはジョッキにお酒を注ぎ直しながら、ニンマリと笑っていった。
「大丈夫、宛はあるんだ。これでも諜報部隊の凄腕諜報員だったんだから、任せてよ!」
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