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6: ◆iETHV7FgIc[saga]
2014/10/06(月) 01:17:04.92 ID:XtEZCgyV0

第1章


ピロォン

PCの電源を入れ少し経つと、軽快なメールの着信音が響き、
1件の未読メールがあります、という表示が見えた。

しまった、前に消す際、音を入れっぱなしだったかな。
今度からは消音にしないと。

そう思ったのは何度目だろうか。
実はこの音は結構お気に入りで、止めなければと思いながらも止めていないんだ。

以前はしょっちゅうメールが来ていたけど、
ある時期から収まりが見えた。
多分12月25日を境に、メールの連続は落ち着いた。

誤解しないで欲しいけれど、別に色恋沙汰のメールがあったとかじゃないよ?
そんな暇無かったし。緊急事態ではあったけどね・・。

とにかく僕は新着メールを開けた。着信時間と開いた時間はそう空いていなかった。
予想していた人物とは違ったけれど、知り合いではある。

彼女からなんて珍しい。
彼女にしては少し長いメールを読むと、僕は久しぶりに溜息を吐いた。
この溜息はうんざりした、とかの類ではなく、
これは覚悟しておかないといけないな、と言う意味の一呼吸だ。




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