過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄は絶望の城へと拉致されました 第二部【賭博黙示録カイジ】
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189:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/03(月) 21:53:37.40 ID:heBm4Juf0

森田「これは……!」

美緒「きゃあっ!」

明穂「ひぃ……!」

由香理「これって……」

思わず美緒たちは口や目を押さえて悲鳴を上げる。
ゼッケン10番が握っていたのは血に塗れたカイジが耳に取り付けていた装置……。
そして、生の耳そのもの……! それは紛れもなくカイジの耳である……!

森田(あの野郎……こんな手段を使いやがって……!)

カイジは装置を自らの耳ごと削ぎ取り、この男に渡したのだ。
恐らくカイジの作戦は装置を別の誰かに持たせることで偽の情報を利根川に送った上で勝負に行こうとしたのだ。
しかし、まさかこんな荒技を使うとはさすがの森田も思い至らなかった……!

明穂「大馬鹿よ……あいつ……こんなことまでしなくても……」

森田(……参ったぜ。やられたよ)

勝つためには手段は選ばない。ましてや自分の命を捨てる覚悟さえ持っている……。
カイジの凄まじい度胸と覚悟、気迫に森田は感服していた……。

森田(俺も命を賭けないと駄目だな)

カイジが己の身に構わずこんな大胆なことをしてみせたのだ。
ならば、森田も同じように命を張らなければカイジが痛みと恐れを乗り越えて立ち向かっていった意味がない。



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