過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄は絶望の城へと拉致されました 第二部【賭博黙示録カイジ】
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223:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/11(火) 00:36:46.74 ID:lkmE786h0

兵藤「人間なんていよいよとなれば頭なんぞいくらでも下げるものだ。しかし、いくら額を床に擦り付けようが、本心でそいつが謝っていなければ土下座なんて何の意味もない……」

兵藤「それこそ腹の底で舌を出されてしまっていては、死んでいった君たちの仲間も浮かばれはせんだろう?」

森田「う……」

カイジ「そりゃあまあ……」

言っていることは至極正論……。利根川がたとえ表面上は謝っていても、それだけでは本心ではどうなのかまるで分からない。

兵藤「ワシはな、そんな土下座がいかに無意味であるか身に染みておるのだよ……」

昔から金貸しを生業にしていた兵藤いわく、困っている人間を見ていると見捨てておけずに金を貸してきたが、何度も裏切られてきたという。
互いの同意で契約を交わしたのにも関わらず無視され、債務者たちは平然と借金を踏み倒す。
そしていざ返すとなると土下座をしてまで「必ず返す」とのたまうが、結局は返さないのだそうだ。

カイジ「そんなのどうせ暴利だろうが……!」

もっとも、帝愛が課す金利は法外どころの騒ぎではない暴利であるため、返したくても返せないからなのだろうが……。

兵藤「それは違うな、カイジくん。どんなに高い金利であろうと、そんなものは暴利とは言わん」

兵藤「ワシは必ず貸し付ける前にその契約について包み隠さず全て話しているのだ」



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