過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄は絶望の城へと拉致されました 第二部【賭博黙示録カイジ】
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320:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/19(水) 17:39:12.69 ID:g0Z8QOvQ0

森田(銀さん……)

森田はこの申し出を何故か拒絶することはできなかった。
憧れていた男と築いた全てを清算し決別する戦い……。銀二はそうしてまで森田鉄雄を救おうとしている……。
その思いをはっきりと受け取っていた森田は、不思議と自然に目の前に置かれたカードへと手が伸びる……
この男の思いを、今ここで無碍にすることなどできない……。

銀二「いいのか? 奴隷が勝てる確率は1/5だぞ?」

森田「銀さん相手に、皇帝も奴隷も変わりませんよ。そんなものはあくまでも確率論でしかない」

銀二「ふふふっ……違いない」

この場に至っても損得を超えた感性で考え、動くことができる森田鉄雄……。
そんな彼に引導を渡して敗北し破滅するのであれば、この上なく本望であった。
銀二も自らが使うカードを手にし、森田鉄雄と視線を交し合う……。

銀二「さあ、始めようか。森田よ……」

午前4:30……夜明け前のホテルの一室で、誰にも知られることなく始められる一戦。

銀と呼ばれた男と、かつて金と呼ばれることを願った男……。

銀と金、二人の男の決別の戦い……その結末は……天のみぞ知る……。



完……!



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