過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄は絶望の城へと拉致されました 第二部【賭博黙示録カイジ】
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76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/19(日) 16:20:17.05 ID:ZUAGLs1q0

美緒「う……」

森田「み、美緒……」

先にゴールをしていたはずの美緒が森田の真上……何と鉄骨の上に倒れこみ、両手でしっかりと森田の腕を掴んでいたのだ。
森田が今にも落ちそうになっているのを見て、美緒は堪らず引き返してきたのだった。
そして森田が手を離して落ちると同時に美緒も倒れこみ、必死に手を伸ばしたのである。

しかし、美緒の腕の力ではとても森田の体は長時間支えられない。徐々に力が抜けているのが分かる。
森田はもう片方の手を鉄骨に伸ばし、渾身の力を振り絞って鉄骨の上へと這い上がっていた。

森田「美緒……何て無茶なことを……」

鉄骨にしがみついたままの二人であったが、完全に憔悴しきっていた。
こんな狂気の鉄骨渡りに参加させられ、何度も危うく落ちそうになったのだから当然だ。
だが、それももう終わりだ。……落下した有賀も病院送りとなって動けくなるはずだ。



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