過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄は絶望の城へと拉致されました 第二部【賭博黙示録カイジ】
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92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/26(日) 18:33:18.78 ID:q/GNoIkJ0

利根川「諸君らは勇敢に戦い、その貴重な権利を勝ち取った。諸君らは誇り高き勝者……! 実にすばらしい」

佐原「よせよ! つべこべ言わずに出せよ! 金を!」

「金だ! 金を出せ!」

人間競馬の勝者たちの労をねぎらい賞賛する利根川だが、佐原を筆頭にチケットを持つ7人は次々とそんなことはどうでも良いと言わんばかりにわめき立て要求する。

利根川「もちろん出すさ。だが……換金の時間にはリミットがある。チケット裏の有効期間を確認してもらいたい」

そう言われ、佐原たちは渡されたチケットの裏を見る……。

佐原「7月14日、午前1時30分……? ってことはもう2時間もねえじゃねえか! 賞金なんて勝ったらすぐに渡すのが当たり前だろうが! 汚ねえぞ!」

「そうだそうだ!」
「ふざけんな!」

利根川「減らず口を叩くんじゃない! 居丈高になるのは勝手だが、お前らは何も理解していないようだな」

利根川「今回の賞金を決するカード、その切り札と権利を握っているのはこちら側だということを。口を慎め!」

利根川に一喝され、佐原たちは黙り込んでしまう……。下手に逆らえば賞金を渡される権利をも取り上げられてしまうかもしれない。

利根川「時間は今言ったようにあと二時間弱……。換金場所はスターサイドホテルメインビルの地上22階、2214号室だ」

一行を人間競馬のゴール地点であった高台のさらに反対側へと連れて行きながら利根川は説明しだす。
しかしこのホテルは本来、まだオープン前であるためエレベータは作動しておらず非常階段も使えないため、普通にそこへ行くのは不可能……。



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