120:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/12/04(木) 23:22:02.31 ID:kfBn09E90
伊織「私がそう言ったら貴音があんたのこと話してくれてね。調べたら……そうとしか思えなかったの」
戸川「ちょっと……なんなの? さっきから何の話をしているの?」
伊織「いいわ、そこまでしらを切るなら最初から最後まで言ってあげてもいいわ。っていうか、
今楽器を調べたら出てくるでしょうね。色々。たとえ千早のことであんたを責められなくても
このことだけであんたは961から解雇される筈だわ」
貴音「暴れないで下さいね……。外には水瀬SPが待機しています」
戸川「ちょっと……なんなのよ……」
伊織「私たちも時間がないからちゃっちゃと済ましたいのよ。
あんたに何されたかきちんと説明しなきゃいけないし。とりあえず騒がないでこっち来てくれるかしら?」
伊織がドアを開ける。貴音の言うとおり屈強なSPの中でも一番二番の男が待っていた。
彼女たちが小部屋を一歩出ると入れ替わりで何人かが入っていき、楽器を確認し始める。
伊織「戸川……みてなさい」
入り口で伊織たちは何人か入っていった者ーーーPAスタッフの動きを観察する。
PA1「あれ? ペグが別の奴になっててコレじゃ演奏中にガタが来ちゃいますね」
PA2「うわ……ちょっと触ったら弦が切れちまったわ……」
PA3「このトランペットのマウスピース潰れてますよ」
伊織「あんた。いま途轍もなく不利な状況よ分かる?」
戸川「……」
貴音「全部調べたそうですよ……水瀬の調査力には驚かされますが、最初は推測からだったんですが」
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