81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/11/09(日) 21:30:47.57 ID:eZq2aVBW0
千早と練習
千早「プロデューサー、どうでしたか?」
千早は譜面を渡し、弾き始めた。
もう完全に暗譜しているということかな。
しかし、完璧である。楽譜をなぞるのは実に上手になってる。
かなり練習したのだろうとしのばれる。
「いいと思う。もう何も怖くはないな。これで歌って踊れればよいだろう」
千早「そうですか……。でもなんとなく不安なんです」
「それは仕方ないかな……初めてだものな、練習してても不安なんだもん。でもそれっていいことだぜ」
千早「そうでしょうか……」
「そうよそうよ。傲慢にならないってこと」
千早「まあそう考えるといいことかもしれませんね」
「そうだ……もうベースは余裕っぽいみたいだし、番外編ということでベースの手入れとか勉強しないか?」
千早「そうですね……自分で何とかできるといいかもしれません」
「だろう? コーチには教わってないん?」
千早「そういえば……教わってないですね」
まったく……雪歩の時もそうだったか、基本の基本を教えないというのは如何なものかって思うね。
チューニングの変え方とかそういうの。
演奏技術だけを教えたいなら確かに不要かもしれないけど……。こういうのも教えておいて損ではないだろう
千早が不器用な手でおっかなびっくりペグをグルグル回しているのはなんともいいものだ
138Res/124.83 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。