14:撲殺天使[saga]
2014/10/17(金) 22:41:40.23 ID:D97IOVdAO
〜バス〜
「おやどうしたんだいみんな……ハハ………なる程……この武器が怖いか………だけどねコレが無かったらみ〜んな鮫島に支配されてたんだよ………ねえ!………誰かなんか言えよ」
野球部の2人は無表情にロン毛を見つめ
女子2人は怯えきった顔で下を見て居る
ただロン毛の暗そうな奴が1人で一方的に持論を展開し誰もソレに反論しようとしなかった
「へー……そんなにクラッカーが怖い……じゃあこうしよう」
「うわなんだ!」
思わず大声をあげてしまったロン毛が俺めがけクラッカーを投げやがった
思わずソレをキャッチしロン毛の鋭い目つきを恐る恐る見つめる
「この武器は君に上げるよ…………さあコレでもう怖く無いよね」
「?………なんで俺なんだ?…………良く初対面の俺にこんな武器………俺が悪い奴だったらお前殺されてるぞ……」
「君は悪い奴じゃないよ………僕はこのクラッカーが有ったから鮫島に勝てたけど……多分普段の僕だったら黙ってたね………君は勇敢だ自分より強い者に立ち向かう勇気が有る……僕達を守ってくれ」
「は?………待てロン毛意味が分からないし笑え無い………なんでクラスも違う名前も知らんお前にそんな事を」
「僕は倉田秋彦…………気をつけてねこのクラッカーは人間をあのピエロと同じ嫌…もっと悪くする……鮫島も元々不良だったけど女の人を殴るタイプじゃ無かったし………僕もクラッカーが無かったら鮫島を殺そうなんか思わなかった」
「ふざけるな!……なんで俺がそんな恐ろしい物を」
「君なら出来るさ」
と無責任なセリフを倉田に言われ口喧嘩でコイツ勝てん事を悟った俺は野球部に話しかけた
「お前ら名前は?」
野球部の身長が高い方が言った
「俺は新庄2年だ……でコイツが松井1年生
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