過去ログ - 信長「あー…天下統一とかダルい…光秀、今夜儂を暗殺してくんね?」
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40: ◆EhtsT9zeko[saga]
2014/10/11(土) 19:59:29.64 ID:fJh3zaYgo

天正十年 六月一日

京都 本能寺


信長「ふぅ、やっとついたの」

濃姫「ここが本能寺でございますかや?」

蘭丸「坊丸、力丸!馬を!信長様、こちらです」

信長「あぁ、蘭丸、儂別に一人で降りれるから、そんなとこで踏み台にならなくても…」

蘭丸「なりません!この蘭丸めを踏んでくだs…もしものことがあれば、この蘭丸、腹を切らねばなりませぬゆえ!」

信長「今、変な願望漏れなかった?ま、いいか…じゃ、悪いけど…」ヒョイ

蘭丸「(ズシッ)恐悦至極!」

信長「え!?なに!?どうして!?」

濃姫「上様ぁ。帰蝶、怖くで降りられぬでございます」

信長「えー?いつも颯爽と乗り降りしてなかったっけ?木曽の女人武士、巴御前の化身なるぞー、って」

濃姫「いいから、お手をお貸しくださいませ!」プンスコ

信長「はいはい、気を付けてね」手ヲ伸バシ

濃姫「ふふふ、やはり上様はお優しい殿方でありまするな」キャピ

蘭丸「(おのれ…!)」メラメラ

濃姫「(ククク…)」ニヨニヨ

信長「信忠はちゃんと妙覚寺についたかな?」

濃姫「利治めもついておるゆえ、平気でございましょう。それに信忠は吉乃殿に似て頭の良い子です。ご心配召されるな」

信長「そうだな…まぁ、とにかくずいぶん馬に乗ってたから儂お尻痛くなっちゃった。座敷で休みたい」

蘭丸「(お尻が痛い!?)」

濃姫「妾が揉み解して差し上げましょうぞ」

蘭丸「い、いえ!それは某が!女人様の御手に大事があってはいけませぬ!」

濃姫「小姓は黙っておれ!妾とて木曽の女人武士、巴御前の化身と呼ばれる薙刀の名手ぞ!そこらのか弱い女人と一緒にしてくれるな!」

蘭丸「信長様!ここは某にお頼みください!」

濃姫「なにを!上様!妾を重宝なさいますかや!?」

信長「え、えぇっと…あ…あ、そうだ!儂、腹減っちゃったな!じゅ、住職ー!頼んでた夕飯、準備できてるー?」バタバタバタ!

濃姫「上様!お逃げになるのですか!?」バタバタ!

蘭丸「信長様!お待ちください!褥は!褥はこの蘭丸とー!」」バタバタ




ガサッ サササササッ

「ナマズは泥に潜った」

「よし…引き続き、目を離すな。合図の音を聞きもらすなよ」

「御意に」





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