過去ログ - 信長「あー…天下統一とかダルい…光秀、今夜儂を暗殺してくんね?」
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45: ◆EhtsT9zeko[saga]
2014/10/12(日) 22:14:36.22 ID:FWrKVSIVo



同刻

備中 高松城

羽柴秀吉 陣中



加藤清正「秀吉様、安芸守様御一行がお見えにございます」

羽柴秀吉「おぉ、来おったか。お通ししろ」

清正「はっ…」

ザッザッザッザッ

毛利輝元「お初にお目にかかる、羽柴殿」

秀吉「輝元殿、わざわざご足労願い申し訳ないの」

輝元「・・・」

秀吉「じゃが、大将殿みずから参られた、ということは、ご相談しておった件については承諾してもらえるということでよろしいな?」

輝元「左様にございます」

秀吉「ふむ、良い判断とお見受けいたす。あー、なにぶん我が殿は世に聞く『魔王』であるのでなぁ、従わぬものの首は必ず取らぬと気がすまぬタチでの」

輝元「…我が家臣郎党と領地は安堵していただけるな?」

秀吉「もちろん、違わぬよ。じゃぁ、彼の城の清水宗治とかいうのはダメじゃな。この儂をサルと小馬鹿にしおった」

輝元「ぬぅ…」

秀吉「なに、心配召されるな。こちらからも人質を出すと、その僧兵にも伝えたはずであるが?」

安国寺恵瓊「は…黒田殿との申し合わせございますれば…」

輝元「…心得た」

秀吉「うむ。清水殿は、その身を持って輝元殿、ひいては毛利家の名誉をお守りになる。大変名誉なことではないか」

輝元「…はっ」

秀吉「それと、お頼み申し上げていた軍勢の準備は出来ておられるかな?」

輝元「できてございます。あとは如何様にもお使いいただけます…」

秀吉「万事解決、と言ったところかの。よし、酒を持て。清水殿への差し入れも忘れるでないぞ。別れ盃もなしに腹切りなどさせられぬ」

清正「はっ、では、準備致します」

秀吉「うむ。他の者は出陣の準備を整えよ。上様にこの義をご報告にまいらねばならぬからな…くふふ、がはははは!」

輝元「・・・(ギリッ)」



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