11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:28:28.18 ID:Ha53zHbko
撮影を終えたあと、二人でファミレスに立ち寄った。
正午をすでに二時間も回ったところで、店は空いていた。
「例えば、私がお子様ランチを注文したら、君は驚くだろう」
メニューをぱらぱらとめくりながら、あいさんは例の微笑を浮かべた。
「はあ、まあ、そうっすね」
「君は私がなにを注文するか、分かるかい?」
「……さあ」
「そうだろう。でも、お子様ランチを注文したら驚くだろう?」
「まあ、そうですね」
「逆に、君がお子様ランチを注文したら、私は驚くだろうから……人にとやかくは言えないけどね」
あいさんはメニューを閉じると、僕に手渡した。
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