過去ログ - 【安価】神様「暇だから12人の人間に能力を与えて殺し合いさせよう」【能力バトル】
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313: ◆.rR9SrVxEA[saga]
2014/10/08(水) 00:13:41.76 ID:6ta3AAlDo

ユウマ(彼らは、誰なんだろうな……)

 ――しん、と12人という人数が居るにも関わらず、誰も言葉を発しようとはしない。
 こんな状況で、こんなにも重苦しい雰囲気の最中。仕方がないことだろうが、それでは何も進展しないと思ったのか、『X』と数字の振られた仮面をつけた、やけに体型が横に太い子供が絞りだすように声を上げた。

X「こっ――ここはどこ、なんですか……? あなた方は、どちら様なのでしょうか……」

 怯えたように震える甲高い声が、Xという人物が幼い少女であるということを証明していた。

ユウマ「……さあな。俺も全くわからない」

]「わ、わからないってなんだお前! 俺は仕事が山ほど残ってんだぞ! とっとと会社に戻らなきゃならないんだ! おい、誰かどうにかしろよ!?」

Y「落ち着け、喚くな、耳障りだ。状況を見ればわかるだろう。全員、何もわからずにこの場にいるんだよ。でなきゃ今まで黙っているものか」

U「うひゃひゃひゃひゃひゃ! うぃひっ! うぃひひひ! あたち達、今からど〜なるのでしょうかねぇ〜!」

V「ごほっ、ごほっ……サスペンス映画とかだと、何かのゲームに参加させられたりするんだろうけどね」

[「あはっ、殺し合いをさせられたり? アホかっての。現実にそんなこと起こるわけないでしょ」

?「けけけけ、これが現実ねぇ」

 緊張がとけたのか、ユウマに続くように次々と声を上げる12人。
 あーだこーだと結論ので無い議論を続ける内に――。



「全員、揃ったようだな」



 頭上から、まるで神々しさを感じるほどの重圧な声が響いた。


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