過去ログ - 【エロ注意】穂乃果「ふしぎなくすり のんじゃって】
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61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/11/09(日) 10:18:57.83 ID:y/wopgy5o
「それじゃあ、また2週間後ね」

足元にキャリーバッグを置いて、靴を履き終えた真姫が穂乃果にそう告げる。

「うん、気を付けてね!」
以下略



62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/11/09(日) 10:19:23.23 ID:y/wopgy5o
それから、何事もなく2週間後の朝。ちょうど真姫が帰ってくるはずの日。

『ごめん、急患が入ってきたから今日は帰れそうにない』

という無機質なメッセージを見て、穂乃果は少しささくれた。
以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/11/09(日) 10:19:49.64 ID:y/wopgy5o
それと真姫が帰ってこないことには納得がいかなくて、愚痴をこぼすけれども、肝心の相手はいないし、言ったとしても説教をされるか、よくて頭を下げられるかで、穂乃果にとってプラスになることはないから、結局ため息を吐くしかないのである。

「あーあ、今日どうしようかなー、なんか元気も出ないし、寝ていようかな……」

クッションをもとの位置に戻して、ぼやきながら寝室のベッドに寝転がる。
以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/11/09(日) 10:20:32.54 ID:y/wopgy5o
夕刻になって、穂乃果は奇妙な熱に苛まれていた。

「はぁっ、はぁ、っん、なんで、体、熱い……」

動悸、息切れ、発熱。
以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 10:21:16.55 ID:y/wopgy5o
体を起こすと、なんだか下半身に変な感じがした。

痛い、というのとは違う。

けれど、むず痒さを掻き立てられる、とにかく、気持ち悪い感じ。
以下略



66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/09(日) 10:21:46.68 ID:y/wopgy5o
今度は出来るだけ刺激しないように、ゆっくりと脱いだ。

すると、そこには女性にはまずありえない、グロテスクに黒く光る『それ』がぶるん、と姿を現した。

「や、やだ、……うそ、なんで……お、おちんちん、だよね、これ……」
以下略



67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/11/09(日) 10:22:29.00 ID:y/wopgy5o
恐怖に苛まれる体をどうにか奮い立たせて立ち上がろうとする。

そのとき、うっかり指先がつんと、あれに当たる。

「くひいっ!あっ、あうぅっ……!」
以下略



68:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/11/09(日) 10:23:13.15 ID:y/wopgy5o
真姫は帰りの夕刻、だいぶ焦っていた。

運よく予定通りに帰宅を許されて、電車に乗っていたところ、彼女に帰ると一言メッセージを飛ばしておいても既読がつかない。

不審に思って電車を降りて電話をかけてみても、出る気配はなく。
以下略



69:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/11/09(日) 10:24:50.98 ID:y/wopgy5o
「穂乃果!」

ただいまも言わずに愛する女性の名前を呼ぶ。

まるで誰もいない、一人暮らしの部屋特有の不気味な雰囲気。
以下略



70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/11/09(日) 10:25:27.08 ID:y/wopgy5o
そこにいるのが分かって、ひとまず安心はした。

が、そこでさすがの真姫も思考を止める。

襲われているかもしれない穂乃果を助けるため、考えもなしに寝室のドアを開けてしまった。
以下略



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