3: ◆sr89gRROmU[saga]
2014/10/07(火) 21:58:39.53 ID:mRt+r7zv0
入ってみると中は大きな施設で、写真やら軍刀やらが飾ってあった。
もっと奥に行くと眼鏡をかけた女性に話しかけられた。
男 「ごめんくださーい、ここはどこですか。」
女 「すみません、部外者は…って、もしかして今日着任される提督さんですか?」
男 「え、提督ってなんですか、人違いだと思いますけど。」
提督ってなんだっけ?たしか、ペリーの仲間だったような。…ペリーって誰だっけ?
女 「いやいや、顔も一緒ですし資料通りです。男さんですよね?」
男 「あー、はい。」
女 「やっぱり!申し遅れました。私、大淀と申します。提督、こちらになります。」
どうやら俺に拒否権はないようだ。そう言いながら大淀という女性は、手を引いてくる。
男 「え、ちょっとまって。ここはどこ、今は何年何月?」
大淀「何言ってるんですか。ここは横須賀鎮守府、--年--月ですよ。」
男 (一年以上前じゃないか!)
大淀「さあ提督、いきましょう。秘書の子が待ってますよ!」
男 「もう…どうにでもなれ…」
このとき俺は、愛しき日常にはもう戻れないのだと悟ったのだった…
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