14: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/09(木) 10:05:01.53 ID:sthOuHbb0
暗黒騎士「それで勇者の紋章を隠しておけ」
勇者「え?」
彼が差し出したのは、ただの包帯だった。
暗黒騎士「今から部下を呼ぶ。余計なことは何も喋るな」
勇者「え、え?」
訳がわからなかったが、私は言われるまま、彼が部屋を出ている間に包帯で紋章を隠した。
それから程なくして、彼はメイド姿の魔物を引き連れてやってきた。
メイド「へぇ、この娘ですか」
そう言いながら、ジロジロと好奇心の混じった目で見つめられた。
メイド「他の幹部方が選ぶ女性とはタイプが違いますねぇ…。流石暗黒騎士様、お目のつけどころが違う!」
暗黒騎士「それは皮肉か?」
メイド「とんでもない!一見地味ですが器量よし、磨けば光る原石と見た!」
勇者(な、何の話をしているの?)
暗黒騎士「だが地味なままでは良くないだろう。…俺の妻にするには」
勇者「!?」
128Res/73.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。