75: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/10/12(日) 19:54:44.23 ID:TlbCtwci0
そんな緊張感のない朝を迎えた日の正午、私達は緊張感たっぷりに並んで歩いていた。
手には剣を持つ。必要ないかもしれないけど、持つことで今は多少安心できる。
平静な顔を作ろうとしたけど駄目だ。どうしても顔に不安が浮かぶ。
兜を被った彼の顔は見えない。一体今は、どんな顔をしているのか――
暗黒騎士「心配はいらん」
そう言って背中を叩いてくれたが、声でわかった。
彼も同じく緊張している。
2人やや重い足取りで歩いていく。
魔王の間への道を。
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