過去ログ - アカネ「此処は何処?自分は…誰だっけ?」クドー「安価でその3らしいな?」
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133: ◆efUlhfnBmw[sage]
2014/10/19(日) 13:58:58.45 ID:Jtp6ojuT0

スィテリア「クフッ……フフフ」

虎魔導師「おやおや、恐怖で壊れてしまいましたか…脆い生き物ですねぇ」ニヤァ

スィテリア「恐怖?…違うな。 ここまでの逆境、武人として心踊らぬ訳がない」ゴウッ

魔虎「ガ、ガウッ…!」ジリリ

手負いの虎という言葉があるが、今のスィテリアの迫力は手負いの龍と言っても過言ではないだろう

虎魔導師「戦闘狂が…しかし、まともに立ち上がれすらしない状況は変わってないんですよ!」ボウッ

口ではそういうものの、虎魔導師の顔からは笑みではなく焦りが見える
そんな虎魔導師の手から、高温の火球がスィテリアに向けて放たれた

スィテリア「……そこだっ!」斬ッ

あやふやに映る景色、雲に足を突き立てる様な感覚…そんな不利な条件の中
なんと、スィテリアは立ち上がり火球を両断せしめたのだった

虎魔導師「何故、呪いが効いていないのか!?…有り得ない、有り得ないぞ!!」

スィテリア「今の私には大石が小岩に、泥が砂地に見えていて足場が掴めない。 しかし、見え方に惑わされようと身体は戦い方を忘れてはいない!!」

狼狽する虎魔導師を見るものは居ない
騎士は瞳を閉じ、感覚と経験に身を委ねたからだ



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