過去ログ - 響「赤月の夜空に、ごきげんよう」
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16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/09(木) 00:58:28.50 ID:QYxfMoaZo
「……貴音、居なくなっちゃった」
呟いても、返事は返ってこない。
丘の上には、一人きり。
空を見上げると、三日月のように欠けた月があった。
「貴音……」
三年間。
二人で待って待って、待ち続けた時。
そして。
「……あっ……!」
欠けていた月が、鈍い光を放ち始める。
ゆっくり、うっすらと、その姿を現し始める。
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