過去ログ - 響「赤月の夜空に、ごきげんよう」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/09(木) 01:09:32.63 ID:QYxfMoaZo
その姿は、さながら月の現し身のようで。
「響」
空から手が差し伸べられる。
清水のように透き通った肌。
そこにかかるのは、月の色に光る長髪。
風にたなびく、紅い髪。
「ごきげんよう」
赤い瞳が自分を見つめた。
待ちわびた時が来た喜びを胸に、その手を取った。
「おかえり、貴音」
貴音に手を引かれるまま、とんっと地面を蹴った。
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