過去ログ - 【安価】 能力者同士がバトルを始めたようです 【コンマ】
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135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 17:36:18.45 ID:FsvwF4FL0
絽閔「ええ、そうです。時間が停止した物体は、『絶対に変化しません』から。これはごく当たり前の事ですよ。例えば、時間が停まった氷を熱湯の中に入れたら、それは溶けますか? 溶ける訳がありませんよね」

絽閔「つまり、そういう事ですよ。あなたが何でも斬れると言っても、時間が止まった物体だけは別物です。これは『絶対に斬れないし壊せない』。『一切、変化しません』。硬度や弾力などとは全く無関係にね」

群青「……なるほどね……時間がか……。ははっ……」ゲホッ


絽閔「御理解頂けたようで幸いです。では……とどめを差させてもらいますが、お覚悟は宜しいですか?」

群青「……あまり宜しくはないね。俺には絶対に知りたい真相ってのがあるからさ……。死ぬのは、その後だな……」チャキッ……


絽閔「……悪あがき、ですか。私はそれを見苦しいとは思いませんが……同情は出来ませんし、見逃しもしません。お覚悟を」スッ


ナイフを一本だけ取り出す絽閔。彼は相手を軽んじて体力温存を考え、結果、それは自分の能力を相手に教えた上での正面からの一騎討ちという最悪の形となった。

もちろんそれは普段の絽閔からしたら絶対に有り得ない事であり、そして、ろくでもないミスでもある。

それに気が付かないまま、気付く訳もないまま、絽閔と群青の二人は激突の瞬間を迎えようとしていた……。


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