過去ログ - 穂乃果「『れんあいげぇむ』？」…ⅩⅤ -SS速報VIP

過去ログ - 穂乃果「『れんあいげぇむ』？」…ⅩⅤ

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531:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/21(火) 19:43:10.41 ID:MuJ3nqtk0

英玲奈「…あれは酷かったな」
ツバサ「ええ、あの後も塩と間違えて洗剤を入れそうになったり…」

英玲奈「私は塩を入れろと言ったんだがなぁ
　　　　何故、塩素系洗剤を入れようとしたのか？」

ツバサ「後は電子レンジに生卵を入れて爆発させたり…」

英玲奈「揚げ物を作ろうとしたときは火柱が出て…」

ツバサ「あれ以来、貴女の部屋には絶えず消火器が
　　　　　　　　　　　　　　置かれるようになったわね？」

あんじゅ「ねぇ、本当に手伝わなくても…」ﾋｮｯｺﾘ

英玲奈「大丈夫だ、問題ない」
ツバサ「気にしなくても平気よ」

あんじゅ「そう？それじゃあ
　　　　　お言葉に甘えて、部屋で寛いでるね？」

英玲奈「ふぅ…」ｽｯ

今日の献立はカニグラタンです

英玲奈「お前たちのおかげで私もずいぶんと腕を上げたよ…」

香ばしい香りと共に3人分のグラタンの香りが厨房から漂います

英玲奈「なぁ、ツバサ…私はたまに思うんだ」

ツバサ「んー？何かしら？」

英玲奈「私たちは俗に言う3馬鹿という奴なのかもしれないとな…」

3馬鹿…その呼び方は一概に相手を貶す呼び方では無い
たとえば、漫才で言うならボケと突っ込み
スクフェスで例えればスマイルが居てクールが居てピュアも居る

均等…均等なバランスを保つ3人組とも呼べるし

お互いに短所をカバーし合える良き間柄とも呼べる…

この3人の場合はその良き間柄という奴なのだろう

天然なあんじゅが居て、行動力にあふれたツバサが居て
振り回されつつもなんだかんだで手を貸す英玲奈が居る

この3人だからA-RISEは完成されていると…

英玲奈「私もお前と同意見だよ、4人目を加えるなど快く思わんさ」

ツバサ「…そうね」

あんじゅ「二人とも、早く早く！」ﾜｸﾜｸ

英玲奈「あんじゅが待ちくたびれているな、急ぐか…！」

ツバサ「ええ…っ！」ﾀｯﾀｯﾀ

ある日の風景、何気ない日常風景がそこにある

こんな日が毎日続くのも悪くないと3人は思うのでした…

～fin～

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