過去ログ - ラブ「大丈夫ですか?」湊耀子「・・・え」
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130:[saga]
2014/11/08(土) 13:05:18.77 ID:w90tfIko0

 ナケワメーケは試乗会で使われるコースに入り、マリカもナケワメーケにピッタリくっ付いて行く


 マリカ「ピーチ!このままアイツの上に乗れないかしら!」


 ピーチ「ええ〜〜!?む、無理だよぉ〜〜!怖い怖い!」


 マリカはエンジン音に負けなくくらい声を張り上げながらピーチにナケワメーケの上に乗れと言った。しかし、ピーチはマリカの腰に抱き付きながら泣き泣き無理だと言った


 マリカ「ピーチ!アイツが町に出れば被害が出るわ!泣いてる暇なんかないのよ!」


 ピーチ「で、でもぉ・・・」


 マリカは喝を入れる様に少しだけ首を斜め下に向けピーチの顔を見ながら説得させようとするが、ピーチは涙目のままウジウジと思い躊躇ったままだった


 マリカ「迷ってる今貴女がやらないと、アイツを倒せないのよ!」


 ピーチ「うぅ〜・・・。・・・わ、わかった!やってみる!」


 マリカの言葉にピーチは腹を括って、涙を振り払い覚悟を決めた。それを見たマリカは頷いて前に向き直った


 ナケワメーケは重心を横にしてローズアタッカーにぶつかろうとしたが、マリカは減速させて回避し再び速度を上げて追い付こうとするが、ナケワメーケは左右に蛇行しながらマリカの走行を邪魔した


 左右に蛇行するナケワメーケをマリカは一瞬の隙を突いて、追い抜きナケワメーケの右側の前を走行する


 ナケワメーケはマリカを追い抜こうとするがマリカは煽るように先程ナケワメーケが左右に蛇行した時と同じように走行した


 それにナケワメーケは怒ったのか目のライトを光らせエンジンをけたたましく吹かし、右足のタイヤを高く上げて左足のタイヤだけでウィリーをする様に、右側を走っているマリカに高く上げている右足を振り下ろした


 マリカ「くっ!」


 マリカはそれを躱したが、ナケワメーケは今度は左足のタイヤを上げて再び振り下ろした


 それも何とかマリカは躱した。マリカは思いっきりスロットルを全開にまで回し、ローズアタッカーは一瞬天高く嘶きウィリーをした。


 マリカ「わわわっ!?」

 
 ピーチは急に後ろに倒れそうになって焦ったがマリカの腰にしっかりと掴まって、マリカはそのままトップスピードでナケワメーケから距離を取るように猛スピードで突き放していった。


 ナケワメーケは遂に怒り爆発して、足を屈ませ空気抵抗を少なくさせてマフラーから白い煙を吹かせて隼の最大スピード最高速度300km/hを出してマリカに追い付こうとした


 かなり距離を取ったマリカはアクセルターンをして、一旦停止しピーチに話しかけた


 マリカ「ピーチ、よく聞いて。多分アイツの頭はバイクそのものだと思うの」


 ピーチ「うん・・・」

 
 マリカ「だからこのバイクと同じ構造上、この赤いボタンがある筈よ。アイツの頭に乗ってそれを押してもらいたいの」


 マリカはローズアタッカーのハンドルの根本にある赤いボタンを親指でトントンと軽く叩いた


 ピーチ「わ、わかった。でも、どうやって乗ればいいの?・・・まさか・・・えっ!?本当に!?」


 マリカ「・・・そうするしかないのよ。さぁ、行くわよっ!!」


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