過去ログ - ラブ「大丈夫ですか?」湊耀子「・・・え」
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174:[sage]
2014/11/14(金) 13:23:06.80 ID:YlFgVZARO
 
 湊はその日は非番だったので、ラブにジャズダンスを見せると約束をした為手を引かれながら、いつもダンスの練習をするために使う広場に向かっていた。 

 湊「ラブ、そんなに急がなくても」

 
 ラブ「だって早く見たいんだもん!」
 
 そう言ったやり取りをしている間に、広場に着いた。そこには美希と祈里、濃いピンク色の紙をオールバックにして右前頭部の髪の毛が跳ね出している女性が居た。

 美希「あれ?湊さん」


 祈里「こ、こんにちは」


 湊「こ、こんにちは。蒼乃さん、山吹さん」

  
 美希と祈里は湊が来ることを知らなかった様でキョトンとしながらも、会釈をした。
 

 ミユキ「ギリギリセーフだったわね。ところでそちらの方は?」


 湊「お初にお目にかかります、湊耀子です。ラブの義姉と言った関係の者です。いつも、ラブがお世話になってます」


 ミユキ「あら、そうなんですか。初めまして、ミユキと申します」


 湊は説明が長くなるので、義理の姉と簡略して名乗った。
 ミユキも初めてラブに義理の姉がいると知ったので自分からも名乗った。

 美希「何で湊さんも連れてきたの?」


 ラブ「実はお姉ちゃんがダンスを見せてくれるって約束してくれたから、今日は皆にも見せてあげたいと思って」


 ミユキ「ダンス踊れるんですか?」


 湊「はい。でも、それほど大したものではないですが・・・」

 ミユキは湊がダンスを踊れるのかと聞くと湊はあまり自信がないのか謙虚に言った。
 実のところラブとあゆみ、圭太郎に見せるつもりだったので、まさか他にも見せるとは思っていなかったから少し本心では緊張しているのである。

 美希「手話ダンスの事?」


 ラブ「ううん。ジャズダンスとヒップホップだよね?」


 湊「(ジャズダンスだけしか言ってなかった気が・・・)え、ええ」

 
 美希「えぇ!?そんなに踊れるんですか!?」


 祈里「スゴいですね・・・!」

 
 美希と祈里は湊は大人の女性っぽくてあまり激しいダンスを踊らないイメージだったので三種類も踊れるとは思っても見なかったので驚いた。

 湊「そ、それほどでも・・・ないのだけど」 

 湊は段々プレッシャーに押され始めてこめかみから、嫌な汗を一滴垂らした
 ミユキはダンスの事は専門分野なのでジャズダンスはあまり見たことはないがヒップホップは見かけたことがあるので興味を持った

 ミユキ「湊さん。是非踊ってもらえませんか?」


 湊「はい。頑張れます」


 湊はもう逃れられないと覚悟したらしく、大きく溜め息をついて自分の心に成せばなると言い聞かせた。



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