過去ログ - ラブ「大丈夫ですか?」湊耀子「・・・え」
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2014/12/23(火) 00:15:42.90 ID:emv37TbN0
家に帰宅したラブと、少し遅れて帰ってきた湊は夕食を食べていた。あゆみが作った夕飯のメニューは手塚の予想通りに唐翌揚げと肉じゃがだった。
ラブは本当にすごい人なんだと心の中で改めて感心し、一口唐翌揚げを入れる。コロモのサクッとした食感にジュワ〜っと肉汁が口の中に広がり、肉の柔らかさを堪能して幸福感に浸る
あゆみ「ところでラブ?何で電話で今日の夕ご飯の事を聞いて驚いてたの?」
ラブ「あっ、あのね!公園から帰ってる時に、赤紫のスーツを着た人に会ったの。その人が占いで今日の、この唐翌揚げと肉じゃがを当てたんだよ!」
あゆみ「へぇ、すごいわね」
湊「(手塚君ね・・・。まぁ、流石と言ったら流石ね)」
湊はラブの言った赤紫のスーツを着た人を手塚だと即座に気づき、やはり頼りになれる人物だと思った。
ラブ「お姉ちゃんは知ってる?その人が居る道の方から出入りするけど」
湊「ええ、あるわ。大分前に会った事のある人って言ったわよね?その人の事よ」
ラブ「あっ、そうだったんだ」
夕食を終えて、ラブはシフォンにご飯をあげていた。ピルンをリンクルンにセットして召喚されたのは様々な野菜の入ったシチューだった。
ラブ「わ〜、今日はアツアツのシチューだぁ」
ラブは左手でシチューボウルを持って、右手に持ったスプーンで一掬いした。
シフォンはまだ赤ちゃんのため、出来るだけ冷ます様に息を吹きかけた。
ラブ「はい、あーん」
シフォン「あ〜ん」
ソファの上に正座している湊の膝の上に、座らせているシフォンにシフォンに適温に冷まさせたシチューを食べさせた。シフォンはとても美味しいとばかりに両手を大きく広げて喜んだ。それを見て湊は顔を綻ばせる。
ラブはもう一度、シチューを掬って息を吹きかけ冷まして、食べさせようとした。
「ほぉ、中々上手そうやなぁ」
ラブ・湊「んっ?」
「んっ?」
ラブ・湊「ひぃっ!?/っ!?」
ラブ「おっきな毛玉〜〜〜!?」
ラブと湊は突然現れた、ピンク色のフサフサとした謎の毛むくじゃらの生物に驚き、ラブは家が揺れるほどの悲鳴を上げて湊はその生物の頭を鷲掴みした。湊の顔は恐ろしいまでの形相になっており、毛むくじゃらの生物の身の毛がよだつ。
毛むくじゃらの生物は慌てて足をジタバタとさせると、手で毛をかき分け顔を出した。
タルト「湊はん!ワイやワイ!!」
湊「タ、タルト君?」
その正体は必死な眼光で湊を見つめるタルトだった。目を点にしていた湊は正体がタルトだとわかると、「ごめんなさい」と謝りながら片手で足場を作りそこからゆっくりと床に置いてあげた。
ラブ「ど、どうしたのタルト!?その恰好!?」
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