過去ログ - ラブ「大丈夫ですか?」湊耀子「・・・え」
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290:1[sage]
2014/12/23(火) 01:45:24.99 ID:emv37TbN0

 『この仮面つけた戦士につきましては、この場に居た観客の中にこの様な証言が残っております』


 『あの仮面をつけた人はマリカと名乗っていました。それに、あのプリキュアのキュアピーチの姉とも言ってました』


 テレビにが見えないように首から下までしか映していない、男性の姿が映る。その男性には湊に見覚えがあった。
 あの時、変身していた自分に誰なのかを聞いてきた男性だった。


 『プリキュアの姉ですか?』


 『はい』


 『確かに、桃みたいにも見えますね・・・。本当に姉妹なのかもしれませんね』


 『はい。とても仲のいい姉と妹だと思います』


 男性の発言に納得したレポーターの出した答えに、顔は見えないが男性の微笑んでいる表情が浮かぶように見えた。


 ラブ「えへへ、だってお姉ちゃん」


 湊「ええ」


 ラブは猫の様に湊の肩に擦り寄ると、湊は苦笑いに似た微笑みを浮かべてラブの頭を撫でた。


 『この仮面をつけた戦士、改めマリカはプリキュアを協力して私達を守ってくれるのかもしれませんね。今後も情報が入り次第お伝えします。
 続いてのニュースは、海に突然現れた謎の巨大な2本のつn』


 ラブ「お姉ちゃん、お風呂入ろ?」


 湊「あっ・・・そうね」


 次のニュースが始まる前にラブはテレビの電源を切って、湊を風呂に誘った。
 湊はそのニュースに一瞬反応したが、ラブに誘われると同時にニュースを気にしていた心が揺さぶられて最終的にはまぁいいかと諦めてラブと共に風呂に向かった。



 手塚「・・・こいつは・・・」


 整理整頓された綺麗な5畳の部屋で、手塚は怪訝にテレビに映るソレを睨むように見ていた。
 ソレはゆっくりと海を切り裂く様に飛沫を上げながら突き進んで、海面から消えていく
 
 
 手塚「・・・何が起こっているんだ、一体・・・」




 
 
 「・・・予定通り、人間共の目に入りました」


 「ご苦労・・・これで、第一、第二段階は終了だ」


 「これで、我ら管理国家ラビリンスの強化にも繋がったわけか・・・」


 「無論。しかし、まだまだ作戦段階。抜かりは禁物だ」


 「仰せのままに・・・」
 


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