過去ログ - ラブ「大丈夫ですか?」湊耀子「・・・え」
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419:1[saga]
2015/08/05(水) 22:05:09.34 ID:n5T4B+MP0

 千香「くまちゃんはシフォンって言うんだ。あたしは千香、よろしくね」


 ブルンの力でくまの衣装を着たシフォンと楽しそうに話している少女、千香。それを美希は心配そうにすると、祈里が傍に居れば大丈夫とラブに助言した。
 ラブは和希も先に帰ったので、大丈夫と思い千香に「シフォンと遊んであげてね」と言った。
 それに千香は嬉しそうにシフォンを抱き上げて、何をして遊ぼうか少し悩むとハートリンクメーカーでハート型のビーズで作った小さ目のネックレスをシフォンにプレゼントした。

 
 千香「似合う?」


 祈里「わぁ〜!」 美希「可愛い!」


 ラブ「いいなぁ〜。千香ちゃん、お姉ちゃんたちにもやらせてよ」


 千香「うん!」


 病院の外では、タルトが自分だけ病院内に入れない事に不満を抱き、自分は妖精だと叫んでいた。
 美希と祈里はブレスレットや首に掛けれるサイズのネックレスを作り上げていたが、ラブはハート型のビーズが上下逆になっていて千香に何か変と言われて落ち込む。
 千香がシフォンに話しかけると、シフォンはうっかり返事をしてしまった。

 
 千香「えっ・・・」


 ラブ「プ、プ、プ、プ、プリキュアーっ!・・・なんちゃって」


 千香にシフォンが妖精だとバレると咄嗟にラブはプリキュアのマネをした。しかし、千香は頬っぺたを膨らませて違うと言い、本棚から一冊のアルバム本を取り出して開く。
 そのページにはプリキュアの写真が沢山貼られており、その中にはウエスターが不満と思っていた写真と月をバックに写されたイースの写真もあった。プリキュアを真正面から撮った写真やそのイースの写真はどこで撮られたのだろうか、気になるが。
 
 
 ラブ「わあ〜!これあたsもがもぐぁっ!?」

 
 祈里「そ、そんなのもあるんだ」 美希「よく撮れてる」


 美希と祈里がラブの口を押えて、誤魔化した。千香はそれに首を傾げるが気にせずに、アルバムのページをパラパラと捲る。
 ラブは捲って行くページにある疑問が浮かんだ。


 ラブ「あれ?ねぇねぇ、千香ちゃん。何でお姉ちゃ・・・キュ、キュアピーチのお姉ちゃんの写真は無いのかな?」


 千香「わかんない・・・お店に行っても、無いの・・・」

 
 ラブ「そっかぁ・・・でも、千香ちゃんってプリキュア大好きなんだね」


 千香「うん!だから、プリキュアにお手紙書いたの」


 美希「手紙?」


 ラブ達は自分達に手紙を出したと聞いて少し驚き祈里が何て書いたのかを聞くと、千香は寂しげな表情を浮かべて会いに来てと書いたと言った。 
 ラブ達が不思議そうに千香を見つめていると、看護婦さんが病室の入口から千香の母親と一緒にやって来て検査の時間だと告げた。千香はシフォンを抱き締めて、怖がっていた。
 ラブ達は千香の母親から明日が手術だと聞き、だからプリキュアである自分達に会いに来てほしいのだとわかった。
 プリキュアが来てくれれば千香も少しは手術が怖くなくなると思っているのだがその手紙は千香の母親が持っていてどこに宛てて送ればいいのかわからずそのまま持っているのだ。
 検査を終えて検査室の扉が開き、千香を見ると千香はシフォンを抱き締めて泣いていた。
 それを見て、ラブは何か決めたような表情を浮かべると千香に散歩に行こうと言った。


 千香「えぇ〜!?本当なの?」


 ラブ「そうそう、本当は内緒なんだけどあたし達、プリキュアと友達なんだ」


 ラブが言った事に美希と祈里は慌ててラブを呼ぶが、ラブがごめんっと言う様に手を合わせてウインクをした。
 千香は「本当に?」と首を傾げると、ラブは美希と祈里の心配も気にせず千香に手術の前にプリキュアに合わせてあげると約束してしまった。



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