22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/09(木) 23:36:27.39 ID:2ge1itV00
Viper「じゃ、後は任せた。俺じゃ、お前みたいにゃあ、行かないからな」
そう一言だけ残し、ゆっくりとエースが歩み去る。
何を、とまでは聞かなかった。
薄闇を切り裂くような紫電を目の端から滲ませて次のエースの機体に背を向ける奴に何か言うほど無粋ではない。
無理しやがって。あれが、さっき引退を宣言したパイロットの目かよ。
Omega「あ、オイ! 酒瓶持ちやがれ、ってか、アレ、落としてけ!」
Viper「ああ、それなんだがな」
まあ、酒瓶はともかくとして、と彼は後ろ手に自らの悪戯の跡を示す。
指に導かれるままにそちらに目をやるが、改めて見ても、余程たっぷりと塗料を含ませたのだろう、液ダレまであって酷い出来の悪戯描きがあるのみだ。
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