16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/10(金) 06:58:59.66 ID:K9iA4mB40
八幡「…」
そんな伏し目がちに頬を紅く染めながら噛むなよ…。何か変に意識しちゃうだろうが。
俺はその問いに対して即答はできなかった。由比ヶ浜はより一層前のめりになる。……近くないですかねぇ?なんでこいつを含むリア充どもはこう人との距離が近いんでしょうか…あっ、俺が離れ過ぎてるだけか。もはや離れ過ぎて認知されないまである。………悲しい。
八幡「ちょっ、お前近いから…」
結衣「…へっ?あ!はわわ、ごめん!」
とっさに体勢を戻してすっと彼女は目を逸らした。頬は紅く染まっており、眉を寄せて不満顔をしていらっしゃる。
結衣「…そ、それで!どうなの?いろはちゃんのこと…」
だんだんと声はか弱くなっている。
俺はその問いに関して少し考える。すると雪ノ下までもが口を開く。
雪乃「そうね、そこには私にも興味があるわ。今後の参考にさせてもらうわ。」
………何の参考にするんですかねぇ?今後の俺の罵倒にでも使うつもりか?おいやめろよな。恋愛事をネタにしたからかいや罵倒はマジでトラウマになるから。
八幡「……別に好きとかじゃねぇよ…。まぁでも確かに一人の後輩としては好き、かもしれないが、お前らの言う様な恋愛みたいな好きとは違う。」
なんだか二人ともほっしていらっしゃる。そんなに俺に好かれた時の一色がかわいそうなんですか?俺は誰も好きになっちゃいけないんでしょうかね…
それに、と俺は続ける。
八幡「第一、このずっと話し掛けられてるのも、買い物に付き合わされるのも俺からじゃねーだろ。つまり、その問いは俺じゃなくて一色に対してするべきものだろ?」
すると二人とも顔を見合わせ確かに、と頷いている。
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