221:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/19(日) 09:07:01.42 ID:WWNYT2wj0
次の日の朝。
時計を見るとすでに8時を回っている。遅刻が決定した瞬間である。
昨日は21時過ぎくらいからの記憶がない。大方11時間も寝てしまっていたわけだ。
それってほぼ半日寝てたってことだな。
冬の朝晩の冷え込みは流石といったところだ。
おかげで布団から出たくなくて気付けば布団に数時間も包まっているなんてのはよくあることだ。
2日連続で疲れる日々を送ったので今日はなんだかとても気が楽な1日だった。
まぁバリバリ遅刻していったので、平塚先生にはラストブリット決められたし、昨日の事もあって由比ヶ浜が話しかけてきたりした時はなんだか気恥ずかしいかったが…。
部活も難なく終了。
すでに帰宅した今日この頃。
…………おかしい。
…………昨日の事は嘘だったのか?
…………確かに昨日、仮とはいえ俺は一色と付き合ったはずではなかったろうか。
確かに仮の関係だ。だが今日は一度も一色の姿を見かけなかったぞ…。
風邪か何かで休んでるのだろうか。
リビングの炬燵でMAXコーヒーを飲んで至福の一時を噛み締めながら思案していると携帯のバイブ音が鳴り響いた。
長ったらしくて煌びやかな名前が表示される。
なんだスパムメールか。
…………晩飯後、風呂に入って自室へとあがる。
ふぅ、と椅子に腰掛けると携帯のバイブ音が再び鳴り響いた。今度はやたらと長い。見てみると由比ヶ浜からの電話だった。
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