25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/10(金) 12:25:37.59 ID:cvkzOU2VO
思考がまとまった?ところで2人分のココアを作り小町の部屋のドアをノックする。
はいはーいっと、中から軽快な声がするので入るぞと言って中に入る。
小町「およ?何?お兄ちゃん」
机に向かったまま首だけこちらに向けてくる。ん、と机の空いたスペースにココアを置く。
小町「さすがお兄ちゃん!気が聞くぅ」
八幡「まぁな。気が聞き過ぎるから他と関わらない様にしてるといつの間にか空気よりも軽くなっちゃうのが俺だからな。」
辛過ぎる自虐ネタを披露したところでそれじゃ頑張れよ、と言って部屋を後にしようとすると小町が話しかけてきた。
小町「お兄ちゃん、最近奉仕部上手くいってるみたいだね。」
とても暖かい声音だった。
八幡「なんだ?由比ヶ浜からでも聞いたのか?今度アイツに小町の邪魔すんなって言っt」
小町「違うよ。お兄ちゃんの顔見ただけで小町は何でもわかっちゃうの!……ホント、良かったね、お兄ちゃん。」
お前は臥煙さんかよ…
八幡「別によく何かねえよ。また毎日雪ノ下に罵倒される日々だぞ。今にも精神崩壊しそうだわ」
小町はクスッと笑い、でもね、と続けた。
小町「ちゃんとあの2人とは本当の意味で向き合ってあげてね。そればっかりはお兄ちゃんがやるしかないって小町は思いますな」
八幡「…………あんま遅くまで無理すんなよ。お休み」
ふふんと鼻を鳴らす小町の言葉に何も言えないまま、小町の部屋を出て俺は眠りに就いた。
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