267:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/24(金) 09:45:00.11 ID:XQfI5WbNO
一色は俯き手に持っていたお椀を膝の上に降ろす。
いろは「…それって……遠回しに、フってますか…?」
八幡「い、いやそうゆうわk」
いろは「あはっ、すいません先輩。先輩がお見舞いに来てくれて一人浮かれてました。迷惑でしたよねー、ごめんなさい。もう帰って頂いても結構です…」
八幡「一色……」
普段通りの会話を普段通りにしているから俺たちの関係を頭の隅に追いやれていたが…
俺たちは告白された者、した者の関係なんだ。特に俺の返事待ちをしているコイツは何気ないフリをしているが心の中は色んな想いが渦を巻いているのだろう。
俺はなるべく優しい声で一色に話しかける。
八幡「一色。さっきはすまん。悪気があったわけじゃない。ただ実際に本気でそう思ってたんだ。今だってそう思ってるかもしれない」
一色は俯いたままだが俺は話を続ける。
八幡「でもお前とのことはちゃんと考えてる。考えたいと思ってる。だからきっきのはフったわけじゃない。本当にすまない」
いろは「………。本当に悪いと思ってますか?」
八幡「あぁ」
いろは「なら1つだけ私のお願い聞いてくれますか?」
八幡「あぁ、できる範囲でな」
いろは「なら今日ちゃんと看病して下さいね」
八幡「あぁ分かった」
いろは「じゃあ一回だけあーんして下さい」
八幡「……あぁ了解した」
いろは「今日泊まってって下さいね」
八幡「あぁ、分かっt………は?!」
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