325:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/05(水) 10:21:04.56 ID:UsOWh3S1O
八幡「お前な、そういう事をこんな所で言うなよ。困るのはお前だぞ」
俺が注意を促しても一色は んふふーとただ笑顔のままだった。
聞く気ねぇな…
はぁ、と心の中でため息を吐いてからチャリカゴからカバンを取り出し玄関へ歩みを進めた。一色も後ろからテコテコと付いてきていたが、すぐに俺の横に並んだ。
いろは「もし先輩が熱で寝込んだら私が看病しに行ってあげますねー」
八幡「来んな」
いろは「は?!ちょっとそれどういうことですかーっ!」
八幡「騒ぐな。他の奴らが見てくるだろうが」
いろは「………別に良いのに……」
八幡「……俺が寝込んだら小町に看病してもらうからな。その座を他の誰かにやることはできん」
いろは「うわー、相変わらずのシスコンぶりには呆れるを通り越して感動しちゃいますねー」
ほっとけ。
………こいつに看病してもらう?家族じゃない女の子に?想像しただけで寝込みたくなるからやめろマジで。
八幡「ほれ、1年はあっちだろ」
いろは「あっ、はい。では先輩、また」
そう言うと一色はテクテクと自分の教室へと向かった。
…アイツといる所誰かに見られてなきゃ良いが、まぁそれは無理だろう。全校生徒の登校してくる時間だし。
……つか、誰も勘違いすることねぇか。こんな目の腐ってマスクしてる不審者再現度100%な奴と一緒にいたら脅されてるとか思うに決まってる。挙げ句の果てには誰かが先生に話して厳重注意くらうとこまで見えたわ。何それ俺かわいそう…
533Res/300.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。