441:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/18(火) 12:39:01.35 ID:Sdl1a7TYO
おそらく三浦も由比ヶ浜の目元が腫れていたのは気付いていたのだろう。
まぁ女って、他人の変化に敏感だからな。
髪の毛ロングの女の子が2.3cm切ったくらいでも見抜いちゃうその観察眼…。
もはやエリート工作員とか、スナイパーに任命されるんじゃねぇのそれ…。
まぁ、だからこそのこれ以上泣かせるな命令だ。
あの三浦に言われた以上、絶対にこの命令は守らなくては。…でなければ俺が死ぬ。
結衣「今、優美子と何話したの?」
八幡「……別に」
結衣「えーっ!超気になるじゃんっ!教えてよーヒッキー!」
八幡「おい、ひっつくな。ほれ部活行くぞ」
もーっ!!と横からポカポカ叩いてくる由比ヶ浜をよそに、部室へと歩き出そうとすると反対側からがしっと肩を掴まれる。
八幡「なんだよ…」
沙希「なんだよじゃない。ちょっと待って。アンタ、その、す、すす、好きな人、いるわけ…?」
八幡「…………まぁ」
沙希「そ、そそそっか、分かった。き、きっと相手もアンタに告白されたがってると思うからっ。は、早めが良いと思うよ。………ま、待ってるから…」
八幡「お?おぅ……」
沙希「そ、それじゃ、また…」
八幡「あ、あぁ」
それだけ言うと川崎はニヤけながら、軽快に廊下を歩いていった。
………なんだアイツ、壊れたのか?
そんな川崎を俺と由比ヶ浜は不思議そうに見送ると、部室へと向かった。
………いやホントに川崎、どうしちゃったんだ…?
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