443:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/18(火) 13:03:50.28 ID:Sdl1a7TYO
雪乃「あら、遅かったじゃない」
部室の扉を開けると例の如く、雪ノ下雪乃は椅子に座り片手に本を持ちながらそう言った。
結衣「えへへー、ゆきのんお待たせっ!」
雪乃「い、いえ、別に待ってはいなかったのだけれど…」
中に入るなり、寒かったよー!と言いながら由比ヶ浜は雪ノ下に飛びつく。
雪ノ下はそれを鬱陶し気に顔をしかめている。
……俺はゆるゆりは良いが、ガチのゆりはちょっとなぁ…
だけどこの二人なら何か目に良さそう…
八幡「……うす」
それを傍目に俺も自分の定位置にカバンを置く。
すると先ほどまでゆりゆりしてた雪ノ下がふむ、と顎に指を立てて首を傾げる。
雪乃「おかしいわね、どこかから声がするのだけれど…」
八幡「……それ幻聴だぞ。病院行く事勧めるわ」
雪乃「……また…。それに比企谷君の様な声だわ。確か彼は3年前に…」
八幡「おいやめろ、勝手に俺を故人にするな」
どうやら今日の雪ノ下さんは絶好調らしい。
便秘でも治ったのかしら?
雪ノ下はふふん、と口元に笑みを浮かべる。
雪乃「それにしても今日は随分と遅かったのね。まさかここの場所を忘れてしまったのかしら?」
八幡「ちげーから。ちゃんと覚えてるから」
雪乃「比企谷君。良いことを教えてあげるわ。犬などの動物には帰巣本能というものがあるのよ。でもあなたにはそれがない。つまりあなたは犬以下なのよ駄犬企谷君っ」
八幡「……全然良いことじゃねーよそれ…」
ホントひどいと思いませんか?
533Res/300.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。