452:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/19(水) 10:58:33.55 ID:zffRXoCSO
八幡「…そうか。なら俺チャリ取ってくるから少し先で待っててくれ」
そう言って俺が外に出ようとすると再びマフラーを引っ張られる。
一瞬息がつまるのを耐えて、一色へと振り返った。
八幡「なんだよ…?」
いろは「……そろそろ良いんじゃないですか?」
八幡「…何が?」
疑問に疑問で疑問を返した。
一色は察しろよ…と言いたげなジト目でムスッとして睨んでくる。
まぁ何が言いたいかはおおよそ分かるが、あえて自分からは言わない。
いやだって恥ずいし…
いろは「…色んな人に見られたって、別に良いじゃないですか。堂々と見せつけてやれば良いじゃないですか…」
八幡「………」
思った通りだ。
だが悪いが一色よ。俺はここで折れるワケにはいかんのよなぁ。
八幡「……俺たちはそんな堂々と他人にアピールできるような関係じゃねぇだろ。俺たちの今は仮の関係なんd」
いろは「あぁもうっ!仮、仮、仮、仮って、私がなんか言えば先輩はそればっかですよねー!」
八幡「い、一色さん?」
いろは「そんなに仮、仮、って言われたら私はカリカリしちゃいますっ!」
八幡「…え、なんだって?」
いやそこで上手く言ってやった!みたいな顔されたら、もうこう返すしかないよね?
あぁ、ついに俺も小鷹先輩の仲間入りかー。
つうかなんで夜空、他人家の家でモナピーしてるロン?この八幡、思わず前屈みです。
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