51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/11(土) 08:09:00.33 ID:thubey4TO
これはいくら俺でも分かる。一色いろはが抱き付いてきたのだ。いや待て、全然分かんない。
時折小さく嗚咽を漏らしては鼻をすする音がするのできっと、いや間違いなく泣いているのだろう。
八幡「お、おい一色?」
後ろにいる一色に声をかけるが一色は何も応えず、さらに強く抱き締めてくる。
あれれー?一色さんじゃないのかなー?
いやいや、そんなはずはない。ていうか一色じゃなかったら怖いのでやめて頂きたい。一色だったら良いというわけではもちろんない。
腕ごとホールドされてはいるが肘は動くのでそのまま一色の手をどかそうと思ったが、一色の喋り出したことでやめた。
いろは「グスッ…先輩、ちゃんと聞いて下さい…。」
喋りながら一色はなおも腕の力を強める。うーむ、このまま潰す気だろうか…
八幡「聞くも何も、もうお前言っただろ。葉山の事を好きじゃない、ケジメをつけれたって。それで話は終わりだろ。」
俺はこの先を言わせるわけにはいかない。もう一色が俺を好きじゃないなんて思わない。この一色の涙が、握り締める手が、背中の確かな温もりが、それを証明している。
確かに本物は欲しい。この一色とだってそういう関係を築きたいとは思う。だが、そこに恋愛事を絡める気はない。俺は友達と同等以上にその関係を信じられないからだ。
そして何よりその関係は友達以上に、怖いからだ。
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