過去ログ - 千早「私たちは、インフェルノスターズ!」
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127: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:29:31.47 ID:uCKUZiu2o

『始まりました、アイドルクラシック!』

 そして、本戦がいよいよ始まった。
 交互に1曲ずつパフォーマンスをして、魅力的だった方に審査員が投票。
以下略



128: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:30:02.10 ID:uCKUZiu2o

 その控室には液晶テレビが備え付けられていて、全ユニットのパフォーマンスを見られるようになっている。
 これから発表される対戦表を見るために、千早たちも見つめているはずだ。

 自分は、プロデューサーと律子と一緒に、舞台袖で観客の盛り上がりを感じていた。
以下略



129: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:30:29.51 ID:uCKUZiu2o

『ここで……大会審査委員長の玲音さんから――』

 名前を呼ばれて立ち上がり、ステージの中央まで歩いてくる女性。
 数年前の大会で完全制覇を成し遂げたオーバーランクアイドル、玲音だ。
以下略



130: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:30:57.32 ID:uCKUZiu2o

『実は、出場ユニットの皆さんに発表があります。今大会はいままでとは違う、特殊な方式で1位を決める』

 律子とプロデューサーの会話が止まった。同時に、モニターを通じて聞こえる観客のざわめきが大きくなる。
 いままでとは違う特殊な方式――それは、どういうことだ?
以下略



131: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:31:24.17 ID:uCKUZiu2o

『3ユニットから選ばれるのは1ユニットだけ。その4ユニットが次大会のシード権を獲得します』

P「例えば……そうだな、インフェルノスターズと『花鳥風月』はノーシードだよな」

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132: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:31:51.12 ID:uCKUZiu2o

P「実力のあるユニットが穫るからな。シード権があるユニットでも、ノーシードのチームを倒さない限りは準決勝に進めなくなったってことじゃないか」

響「そっか……そういうことか」

以下略



133: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:32:21.57 ID:uCKUZiu2o

『この大会のシード権は、やっと本来の形を取り戻したのかもしれません。
 アイドルの皆さん、準備はできていますか?』

 玲音の後ろにトーナメント表が現れた。発表の30分後には、最初のユニットがパフォーマンスをする。
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134: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:32:51.44 ID:uCKUZiu2o

千早「2回戦からフェアリーと対戦することになるのね」

 控室に行くと、3人は衣装姿でちんまりとソファに並んで座っていた。
 千早は不安そうな表情、雪歩は泣きそうだ。
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135: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:33:27.05 ID:uCKUZiu2o

 真美は一生懸命に場を盛り上げようとしている。
 ……あと15分すれば、ステージに立たなければならない。

真美「千早お姉ちゃんも、ダンスキレキレになったし」
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136: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:33:54.00 ID:uCKUZiu2o

雪歩「えっ?」

響「自分さ、舞台袖にいるよ。ずっと、ずっと見てるから」

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