過去ログ - 千早「私たちは、インフェルノスターズ!」
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173: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:54:01.11 ID:uCKUZiu2o

 曲の一番最後、両手を前に突き出すポーズ……千早たちの息が切れていることは、ここから見ても分かるのに。
 それでも腕は、身体は、ピクリとも動かない。懸命に支えている。

千早「ありがとうございました!」
以下略



174: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:54:32.50 ID:uCKUZiu2o

響「お疲れ様、最高のステージだった!」

 千早、真美、雪歩……3人が微笑む。
 勝手に身体が動いて、みんなを抱きしめてしまった。
以下略



175: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:55:05.66 ID:uCKUZiu2o

 竜宮小町の声が、歌が聴こえ始める。
 『七彩ボタン』に合わせて、観客が合いの手を入れていた。

響「……すごい、竜宮小町も完璧だな」
以下略



176: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:55:31.63 ID:uCKUZiu2o

 竜宮小町のパフォーマンスが終わって、フェルノスの3人がステージへと戻る。
 準決勝からは、アイドルも発表の場に立ち会うことになっていた。

『準決勝第1チーム、765プロ対決の結果が出ました!』
以下略



177: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:56:11.59 ID:uCKUZiu2o

 ――――
 ――

真美「綺麗だねえ……」
以下略



178: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:56:42.79 ID:uCKUZiu2o

雪歩「響ちゃん。トロフィー、端っこに置いておくね」

響「あ、自分が動かしておくよ。ミーティングのときにジャマだし」

以下略



179: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:57:11.43 ID:uCKUZiu2o

響「さっ、ミーティング始めるぞ」

 くつろいでいた3人がぴっ、と背筋を伸ばす。
 普段はテレビの横にあるソファでするけれど、今日はそこで美希が寝ているから仮眠スペースに来ていた。
以下略



180: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:57:46.76 ID:uCKUZiu2o

響「大会の少し前から教習所には通ってたんだ。病院でも、長距離じゃないなら平気って言われてさ」

千早「良かったわ。これからは響の運転で移動するのね」

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181: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:58:21.35 ID:uCKUZiu2o

 さて、本題だ。

響「で――本題なんだけどさ。アイドルクラシックからもうじき2ヶ月経つよね」

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182: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:59:06.77 ID:uCKUZiu2o

 準決勝、最高のパフォーマンスをしても負けてしまったことで、しばらくみんなの士気は下がっていた。
 でもしょうがない、実力では竜宮小町が上だったということ。事実、竜宮はそのまま優勝したわけだし。

響「ここに出るっていうの、どうかな?」
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183: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2015/01/28(水) 04:59:57.30 ID:uCKUZiu2o

 千早たちはリベンジに燃えている。
 次のアイドルクラシック――シード権を持っているから、そこでこそ優勝すると。
 それまでに自分は、もっともっとフェルノスのみんなを鍛えあげなきゃいけないな、と思った。

以下略



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