過去ログ - QB「キミは何を願う?」ウル「消えて無くなれよ、今すぐ」
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[saga]
2014/10/22(水) 19:02:11.88 ID:CNxjDuYQ0
マミ「私ね、ウルさんに嫉妬していたの」
ほむら「嫉妬? それもウルに?」
マミ「私、あの2人に良いところを見せよう、尊敬される先輩になろうって思ってた」
マミ「でもウルさんがいると、2人の視線はいつもそっちにばかり……私は必要ないのかなって」
ほむら「まどかは……あと美樹さんも、あなたを尊敬しているわ」
マミ「それはわかってるの。でも、それでも2人にちゃんと見てもらいたいって考えてしまって……」
ほむら「それで今日のようなピンチに陥ってしまった、というわけね」
マミ「本当にお恥ずかしい話よね。それに私は助けてもらったのに、そのことにもまた嫉妬してしまって」
マミ「そんな自分が嫌で嫌で、でもウルさんを見ているとまた嫌なことを考えてしまいそうな自分がいて……」
マミ「私、本当にどうしたら……」ポロポロ
ほむら「……と、巴さん!」ギュ
マミ「暁美……さん?」グスッ
ほむら「今日のことは、あなたがいなかったら美樹さんが危なかったかもしれない」
ほむら「あなたがいてくれたから、美樹さんは無事だったのよ」
マミ「で、でも……」
ほむら「私達はいつもあなたに頼ってきた。でも、たまにはこちらを頼ってほしいの」
マミ「だけど私は先輩として……」
ほむら「知ってる? ウルはあんな子供っぽいことばかり言ってるけど、実はもう25歳なんですって」
マミ「年上だとは思っていたけど、そんなに上だったのね……」
ほむら「だから、あなたがウルを頼ったってなんにもおかしなことなんてない」
ほむら「それにあの性格じゃ、いつかきっと危ない目に逢うわ。そのときはあなたが助けてあげればいい」
ほむら「それが仲間というものじゃないかしら?」
マミ「そうね……ありがとう、暁美さん」
マミ「もう戦っているのは私1人じゃない。あなたもウルさんもいるし、鹿目さんや美樹さんだって支えてくれている」
マミ(私にはこんなにも頼れる仲間がいる)
マミ(もう何も……恐くない!)
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