過去ログ - 白井「とあるヤンキーと幻想御手…ですの?」
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8: ◆cNa9vLdJ.I[saga]
2014/10/10(金) 22:31:54.43 ID:JVUtnfjZ0
そして今朝、黄泉川は自信たっぷりに彼を送り出した。

しかし、三人に一人受かるか受からないかという数字を改めて意識してみると、どうにも今朝の自信が思い出せない。


鉄爪「あー、そういえば黄泉川先輩の家で預かってる子。今日受験で来てるんでしたっけ?」

黄泉川「そうなんだけど…。あー、あいつひょっとしたら落っこちちゃうかもしんないじゃん」

鉄爪「えー、そうなんですか?」


黄泉川だって、合格の可能性は信じている。

その少年は頭こそあまりよくはならなかったが、身体能力には眼を見張るものがあった。

根は優しく、(多少行き過ぎなところはあるが)己なりの正義感も持っている。

黄泉川としては、風紀委員として自慢していいくらいの資質を持っていると声を大にして言いたい。


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