過去ログ - 響「行きつけのお店」
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26:1[saga]
2014/10/10(金) 23:28:21.50 ID:M6pjPsFx0

どうやら自分宛ての、ファンからの贈り物らしい。

プロデューサーへの返事を待ってもらって、小包を開く。
正方形の、無地の箱だった。 なんとなく、見覚えがあった。

蓋を開けようとした所で、プロデューサーとピヨ子の声が聞こえてきた。

「ちゃんと不審物か確認はしたんですか」、と自分の身を思ってか早口で捲し立てている。
ピヨ子は宥めるかのように、「勿論、服の贈り物でしたよ。 刃物とかも入ってませんでした」、と答えた。

服と聞き一瞬耳を疑った。
服の贈り物なんて、特に珍しい事では無いハズなのに、
先程の箱を見た時の既視感が、「思い出せ」と脳に信号を送る。

心臓は早鐘を打ち、早くなる血流に同化するように蓋を開いた。



あの既視感は、間違っていなかったみたいだった。


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