過去ログ - 響「行きつけのお店」
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5:1[saga]
2014/10/10(金) 23:09:23.11 ID:M6pjPsFx0

「どうしてずっと見てるのかなぁって」

ずっと見てる所を見られているほどずっと見ていたのか、とクリクリした瞳をより大きく見開く。

「え、おねえさんずっと見てたの!?」

「いやいや、さっきお店の中でチラッとね」

少女は一度大きく後ずさりすると、とてつもなく汚いフォームで踵を返した。

「あ、ちょっ……!! ちょっと!?」

追いかけようにも、荷物で手は塞がっているし時間に余裕も無い。
雑踏犇く中、人と人を縫うように走るような器用なことも出来ず、時々転びそうになりながらも走り去っていく少女を、
ただ「怪我しませんように」、と少女に向かって祈る事しか出来なかった。


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