13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/10/11(土) 03:15:53.19 ID:C61ek0PuO
「なんだよ! それなら自分に電話すればよかったじゃないか! 今日は忙しかったけれど、別に昨日にでも声をかけてくれれば約束くらい−−−」
「いいえ、それはなりません」
「なんでさ!」
「響の誕生日ですから」
「なおさらなんでだよ! お祝いしてくれるなら嬉しいぞ? なのにどうして−−−」
「響の誕生日ですから!……私は朝から仕事の響を、誕生日が過ぎるまで起こして待たせるなどさせたくなかったのです。例え千早の家で待たせたとしても、同じ事…………いいえ、違いました。全ては私のワガママです……申し訳ありません」
「う……ぐぅ……なんでそこで謝るのさぁ……ヒック……卑怯だぞ、何も言えなくなるじゃないかぁ……グスッ」
「申し訳ありません」
「全く、貴音は気を遣いすぎだぞ……グスッ……あー、もう! ちょっとは素直に相談してくれてもいいじゃないか! その方が気持ち良かった!」
「それでは……ええと、その、サプライズにならないではありませんか」
「貴音のサプライズは心臓に悪すぎる!」
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