過去ログ - 佐々木「私、あなたのこと好きなのかもしれない」ハルヒ「・・・そう」
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3: ◆tr.t4dJfuU[saga]
2014/10/11(土) 00:50:00.39 ID:Kg1277h9o

佐々木「けど、意外ね。あなたは他人の気持ちなんかお構いなしに好きとなれば彼を自分のものにするものだと思ってた」

ハルヒ「そう、そこなのよ。なんとなくだけどね。私はあいつが私の事を好いてくれると思っちゃダメって気がするの。あいつはきっと、私が強く迫ったらきっと断らないから」

佐々木「そっか。そうなんだろうなきっと、あなたは、・・・いえ、あなたと彼はきっかけさえあればお互いに好き同士でいるんでしょうね」

ハルヒ「うん、けど、それはたぶんあんたも・・・そうよ」

佐々木「・・・私も?」

ハルヒ「そうよ。言ってたわあいつ、あんたとは『親友』だって」

佐々木「・・・そう、私と彼は『親友』。それ以上でもそれ以下でもない」

ハルヒ「それでね、いじわるで聞いてみたのよ。そう思ってんのはあんただけじゃないかって。ほんとはあんたが、あいつのことを好きなんじゃないのかって。そしたらあいつなんて答えたと思う?」

佐々木「『人間の言う恋慕の思いなんて精神病』・・・そう、私が言っていた。そう言ったんだね」

ハルヒ「馬鹿よね。そんなこと言う奴が俺をそういう目で見るはずがない。なんて言うのよ」

佐々木「ふふ、彼らしいね」

ハルヒ「けどね、それ、私も言ったのよ。だからたぶん私の思いに、気持ちにあいつが気付かないのは単に私がそういうことに興味が無いって思ってるって、それだけなのよ」

佐々木「私も、そうだって言いたいの?」

ハルヒ「そうよ」


とっさに体が動いていた。
なにが気に触ったのか自分でもわからないけれど、気がつけば私は平手で彼女の頬を打っていた。
パチンと、乾いた音が静かな部室に響く。



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