過去ログ - Slash「素晴らしきパイロット人生」
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19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/12(日) 00:06:52.96 ID:ElwYucJb0
聞き違いかと思った。
冷静に考えればありえない、そんな長いセンテンスを聞き違うなど。

それでも、普段のジョンを知る身からすれば、彼の口から出るような言葉とは到底思えなかった。

己の耳を疑って、ジョンの方を向くと、彼は空になった紙コップを小さく握りつぶしながら、意地の悪そうな笑みを浮かべてこちらを見ており

ジョン「ワタシィ、昔のオトコが忘れられないのォン」

ナガセ「ハァ!?」

ジョン「新しいステキなカレがぁ、昔のカレに似てて困っちゃうゥ。どぉーしよォー」

あまつさえ、聞く者の背中に怖気が立つような猫撫で声で、そんなことを言い出した。
何を言っているんだこの筋肉男は、多少の悪ふざけなら許容するが、それでもせめて自分の風貌を顧みてから物を言え。

思わず尖った声が出る。
ついでに、この延々と硬度を高め続けたこの拳をその鼻面に叩っ込んでやろうかと言う衝動が、ケイの自制を短く灼いた。

ナガセ「そんな話、しましたか!?」


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