過去ログ - 仕事を辞めた俺は超自然現象対策室に再就職した二章 -SS速報VIP

過去ログ - 仕事を辞めた俺は超自然現象対策室に再就職した二章

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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/13(月) 02:52:54.58 ID:Z/u8UVBZ0
「ーー私は現象を憎む。絶対に許さない。それは変わらないわ」

目が覚めると、傍に座っているヤエが目に入った。
窓際、憂い顔のヤエ。

以下略

32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/13(月) 02:57:28.47 ID:Z/u8UVBZ0
「ーーここが、陸軍病院跡…か」
「情報通りなら、そうですね…
桜子、大丈夫？」
「ーーうん。大丈夫だよ」

以下略

33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/13(月) 03:01:43.89 ID:Z/u8UVBZ0
外を一瞥してから、男はそう言って私へと視線を移す。

「ーー俺の戦争は終わらない。
家族も、友人も、愛する人も、もうこの世にはいない…
だが、俺だけは何故かここに縛られたままだーー

以下略

34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/13(月) 03:06:25.69 ID:Z/u8UVBZ0
「ーーなあ、なんか揺れてないか！？」

聖典に吸い込まれ、封印された男。
全て終わった。その余韻に浸っていると、龍一が突然叫ぶ。

以下略

35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/13(月) 03:08:48.62 ID:Z/u8UVBZ0
「ーーそれにしても、不思議な事があるもんだな」

来た道を下って車へと向かう途中、龍一はそんな事をこぼす。

「はい…勿忘草は、夏の暑さに弱く、枯れてしまうと聞きましたが…」

以下略

36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/13(月) 03:11:33.04 ID:Z/u8UVBZ0
「ーーそういえば、何か他に依頼とか仕事ってなかったよな？」
「ーーはい。この要件以外は今のところありません」

依頼も無事に解決。
今思えば、何故友人の前に現れず、私には姿を見せたのか…と言いたいけど、まあ、そういう事はこれに限った事ではない。

以下略

37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/13(月) 03:14:35.48 ID:Z/u8UVBZ0
「ーーおはよ。使用人龍一」
「ーーおはようございます！龍一さん！」
「おはよう。桜子に雪子。朝食出来てるぞ」

色々あって、いつもの朝。

以下略

38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/13(月) 03:17:19.11 ID:Z/u8UVBZ0
(お前には、あの…風呂の件もあるし、悪い事したから、この現象が解決したら…出来る範囲の事は聞いてやる)

(それじゃ…そうだ。もう夏休みだから、みんなで海に行こうよ…
だから連れてって)

以下略

39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/13(月) 03:19:40.67 ID:Z/u8UVBZ0
「それじゃお姉、行ってきます！」
「行ってらっしゃい！」

いつもの朝。いつもの日常。

以下略

40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/13(月) 03:23:15.92 ID:Z/u8UVBZ0
「ーーそれで桜子、DVDはどうしたの？」
「ーーああ、あれね。あれはーー」

いつもの学校生活。昼休み。

以下略

41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/10/13(月) 03:27:02.21 ID:Z/u8UVBZ0
「ーー雪子、そういえばあのDVDどこに行ったんだ？」
「ーーそういえば…私もわからないです…桜子、知ってる？」

夕食が並ぶ食堂。
ふいにそんな事を聞かれ、思わずギクリとしてしまい、冷や汗が顔を伝う。

以下略

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